横浜市職員の給与、ボーナス増額勧告 人事委が4年ぶり

横浜市人事委員会勧告を受け取る山中市長(右)=市役所

 横浜市人事委員会(水地啓子委員長)は12日、市職員の初任給や30代半ばまでの若年層の給与、全職員対象のボーナス(期末、勤勉手当)をそれぞれ引き上げるよう山中竹春市長と清水富雄市会議長に勧告した。民間との給与差を埋めるのが目的で、給与とボーナスの増額勧告は4年ぶり。

 勧告によると、初任給は大卒程度が5千円、高卒程度が6千円増。人材確保の観点などから若年層の給与を引き上げるため、給料表を改定するよう求めた。ボーナスは年間で0.1カ月分引き上げ、4.4カ月とするよう勧告した。

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