カタールW杯を前に見る!2006年ドイツ大会「最高にかっこいいユニフォーム」10選

11月20日の開幕が近づいてきたカタール・ワールドカップ。

ここでは、そのカタールW杯を前に過去の大会から「最高にかっこいいユニフォーム」をお届けしたい。今回は2006年ドイツ大会から10着をご紹介しよう。

メキシコ

メキシコ代表 2006 Nike ホーム

選手:ハレド・ボルヘッティ

胸のV字デザインが特徴的だった2006モデル。メキシコは2002年日韓W杯まで必ず自国スポーツブランドのキットを着用していたが、この06年大会で初めて外国のブランドと契約している。

パラグアイ

パラグアイ代表 2006 Puma ホーム

選手:ロケ・サンタ・クルス

サッカーユニフォーム全体で見ればクラシックなデザインが減少傾向だった時代に、パラグアイはシンプルに細めのストライプだけを配したレトロスタイルでドイツW杯に臨んだ。ストライプの赤と白、そしてサブカラーの青はパラグアイ国旗の3色である。

サウジアラビア

サウジアラビア代表 2006 Puma ホーム

選手:ヤセル・アル・カフタニ

当時のPumaはカモフラージュ的なグラフィックを共通デザインとして採用。サウジアラビアは国章や協会エンブレムに描かれている椰子の木をデザインする。白を基調に緑のサブカラーがシンプルで美しいこのキットは、初めて王室デザイン(ブランド)以外のメーカーによるW杯ユニフォームとなった。

ブラジル

ブラジル代表 2006 Nike ホーム

選手:ロナウジーニョ

全般的にユニフォームデザインがよりモダンな方向へと舵を切っていた時代に、ブラジルは緑のスタンドカラー(立ち襟)がクラシックなスタイルを採用。カラーリングも襟と袖口にだけ緑を配するレトロスタイルが復活した。

チェコ

チェコ代表 2006 Puma アウェイ

選手:トマーシュ・ロシツキー

ユニフォームは当時のPumaの共通デザインだったカモグラフィックで、チェコは国章に描かれている“立ち姿のライオン”をデザイン。チェコといえばホームの赤いユニフォームが有名だが、白基調のアウェイは国章をそのまま使ったカラフルなエンブレムが美しく映える。

ドイツ

ドイツ代表 2006 adidas ホーム

選手:ミヒャエル・バラック

3位に終わったホスト国ドイツのユニフォームは、当時のadidasのテンプレートデザインを基本形としたもの。両脇にウェーブ状の切り返しを配したスタイルは、W杯出場国のスペインとアルゼンチンもアウェイユニで採用していた。カラーリングは国旗をモチーフとしている。

イングランド

イングランド代表 2005 Umbro ホーム

選手:デヴィッド・ベッカム

自国の名門ブランドUmbroのキットで大会に臨んだイングランド。Umbro時代のホームユニフォームは奇数年に新モデルを発表していたので、W杯・欧州予選後半から本大会までは同じキットを着用していた。デザインはイングランド国旗のセントジョージ・クロスをモチーフとしたもので、右肩に赤い十字を描く。

アルゼンチン

アルゼンチン代表 2006 adidas ホーム

選手:リオネル・メッシ

アルゼンチンの06W杯ホームキットは当時のテンプレートをベースとしたもので、スペインもホームに採用していた。とはいえカラーリングでは個性を強調し、お馴染みの(セレステ・イ・ブランコ/空色と白)に染める。アーチ型を描く金色のパイピングが印象的な一着。

ポルトガル

ポルトガル代表 2006 Nike ホーム

選手:クリスティアーノ・ロナウド

2002年日韓大会のユニフォームと比べると、より赤(臙脂)が濃くなった06W杯モデル。襟から脇にかけて延びるパイピングのようなチェーン状の装飾が目を引く。Vネックと袖口にのみ緑を配したシンプルでクラシックな色使いがポルトガルらしいデザイン。

オランダ

オランダ代表 2006 Nike ホーム

選手:ラファエル・ファン・デル・ファールト

オランダは同じくNikeと契約するブラジルやポルトガルとはまた違った、開襟タイプの超クラシックなデザインを採用。オレンジ一色のシャツに大きめの襟。そして五角形のエンブレムを付けたこのキットは、初めてW杯に出場した1934年イタリア大会でのユニフォームに近い。

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