水野蒼生の単独ライブにROTH BART BARONの三船雅也がゲスト出演!

10月28日(金)に渋谷のライブハウスWWWにて開催される指揮者、クラシカルDJ(クラシック音楽専門のDJ)の水野蒼生が自身のバンド「水野電氣交響楽団」を率いて開催する単独公演『The Dawn of Humanity』に急遽、ROTH BART BARONの三船雅也のゲスト出演が決定した。 水野蒼生は、2018年にクラシカルDJとして、名門クラシックレーベル「ドイツ・グラモフォン」からメジャーデビューし、指揮者としては昨年から今年にかけて葉加瀬太郎のオーケストラ全国ツアー『The Symphonic Sessions』に帯同するなど、国内外で精力的な活動を続けている。 昨年春にリリースした自身の3rdアルバム『VOICE - An Awakening At The Opera -』ではROTH BART BARONのフロントマン三船雅也や世界的に注目を集めるピアニスト角野隼斗らをゲストに迎え、唯一無二の世界観を創り上げた。特に三船が歌う「Nessun Dorma」は話題となり、昨夏、STUDIO COASTで開催されたROTH BART BARONの大規模ワンマンライブ『BEAR NIGHT 2』でも、水野の指揮のもと披露され、熱演が繰り広げられた。 今回のゲスト出演の決定により、三船と水野が昨年結成した「水野電氣交響楽団」の初共演が実現。クラシック音楽を現代的アプローチで演奏する電子楽器による11人編成のバンドは、現代的なグルーヴとシンフォニックな没入感を併せ持ち、水野と意気投合する三船との化学反応が、予測不可能なサウンドを生み出すだろう。

約1年ぶり、2回目となる本公演のテーマは「The Dawn of Humanity(人間性の夜明け)」。アルバム『VOICE -An Awakening At The Opera-』に収録されている楽曲に加え、ベートーヴェンをはじめとする有名作曲家たちの作品を「もし作曲家が現代に生きていたら、どんな楽器や機材を使い、どんなサウンドを奏でていたのか」という妄想のもと、オーストリア国立ザルツブルク・モーツァルテウム大学で研鑽を積んだ水野が、現代の演奏手法をもとに再表現、再定義していく。 本公演に設けられたテーマ「The Dawn of Humanity(人間性の夜明け)」は、感情表現の拡張が見られた19世紀頃の音楽(ロマン主義音楽)へのオマージュでもあり、閉塞感に満ちた現代社会に対し、感情の解放を喚起するライブパフォーマンスとなる。

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