ぎょうざの満洲一品も JTB初「うまいもん販売機」、川越クレアモール店に登場 さらに川越まつりでは

地元食材の冷凍自販機「うまいもん販売機」を設置したJTB川越クレアモール店=川越市新富町

 JTB川越支店(芳野忠司支店長)は、埼玉県川越市新富町の川越クレアモール店に、地元食材を冷凍販売する自動販売機「うまいもん販売機」を設置している。

 「地域応援 地産地消プロジェクト」として同支店が企画。新型コロナウイルスの影響で売り上げが減少している地域の商品を、自販機で宣伝販売するもので、JTBで初の試みとなった。

 旅行パンフレットの配色にちなんで青と赤が基調の自販機は、最大10種類の食材が提供でき、在庫管理や商品補充、売上確認は全て設置店の従業員が行う。現在、ぎょうざの満洲の「冷凍生餃子」、埼玉種畜牧場(サイボク)の「ゴールデンポーク豚まん」、開運堂の「川越いもビスケット」、松本醤油の「川越醤油ラーメン」、松本醤油・鏡山酒造「匠水産干物セット」、川越PlusOne「スープカレー」など、市内や近辺の事業者と提携している。

 考案した同支店営業課の吉田修グループマネジャーは「埼玉の魅力を発信できる商品を自販機でアピールして、地元住民はもちろん、旅行者のお土産としても購入してもらえれば」と地域との結びつきに期待。15、16日の川越まつりではごみ対策も考慮して、食べられる容器を使ったご当地グルメなどを店頭販売するという。

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