【地方移住で出会った高齢者たち】人生100年時代 希望の書「過疎の山里にいる 普通なのに普通じゃない すごい90代」

東京から静岡へ地方移住した著者・池谷啓氏が出会ったとにかく元気な高齢者たち。

同じように都会から地方への移住、または二地域居住(二拠点生活)を検討している方向けに参考になりそうな本書の内容をご紹介します。

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人生100年時代の希望の書「過疎の山里にいる 普通なのに普通じゃない すごい90代」

「過疎の山里にいる 普通なのに普通じゃない すごい90代」は、著者・池谷啓氏が40年間に及ぶ東京での暮らしに限界を感じ、故郷の静岡県浜松市へ空き家探しに出かけたことから始まります。

人口3,500人ほどが暮らす静岡県浜松町天竜区春野町に移住した池谷氏が出会った、とにかく元気な90代の高齢者たち。

それぞれの自宅へ足を運び、写真を撮ったりお話を伺ったりした貴重な内容が収録されています。

「過疎の山里にいる 普通なのに普通じゃない すごい90代」の目次 〈いつも人の役に立とうとしてきた人生〉宮脇眞一さん 95歳
〈過疎の集落唯一の商店を毎日開く店主〉尾上せき子さん 99歳
〈自ら大木を伐採し枝打ちもする林業家〉鈴木末吉さん 92歳
〈森の中の一軒家で丁寧なひとり暮らし〉中田俊子さん 92歳
〈何事もさらりさらりと、決して怒らず〉村上久子さん 95歳
〈おちゃめな笑顔で人気者の和紙職人〉大城忠治さん 93歳
〈この道77年、注文が絶えない鍛冶職人〉片桐保雄さん 91歳
【番外編】
〈山奥の古民家で「晴耕雨読」の老夫婦〉故・横田夫妻 95歳・94歳
〈車で巡回して単身高齢者の買い物支援〉猿田光里さん 77歳

登場するのは、一見ごく普通のおじいちゃんやおばあちゃん。

けれども、普通ではないお元気さ。その健康長寿の秘訣は何なのか?対話から、過疎の山里での暮らしぶりや長寿の秘訣に迫っています。

〈いつも人の役に立とうとしてきた人生〉宮脇眞一さん 95歳

宮脇眞一さん(95歳)は、畑仕事、草刈り、木工、機械の修理、バスの運転、神職となんでもこなす「鉄人」。

「わしは今でも自分の歯は26本あるよ。ビール瓶のフタを歯で抜くことだってできる」

8歳から始めた日記は、88年間1日も欠かさずに書いてきたのだとか。

「志願して入った軍隊だった。でも、軍隊生活は厳しいものだ。日記をつける余裕なんてない。そんなことしていたらぶん殴られる。
それで、どうしたかって?便所に行って、かすかな灯りで日記をつけたものだよ」

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〈過疎の集落唯一の商店を毎日開く店主〉尾上せき子さん 99歳

尾上せき子さん(99歳)は、過疎化する集落で唯一のお店を開いている商店主です。

99歳という歳でも毎日、自身の商店に立って、仕入れから販売まですべて一人でこなしています。

70歳のアウトドア系シニアユーチューバー ジジイさんが大人気のワケ

〈自ら大木を伐採し枝打ちもする林業家〉鈴木末吉さん 92歳

鈴木末吉さん(92歳)は、林業家として、軽々とチェーンソーを操り、木を伐ります。

〈森の中の一軒家で丁寧なひとり暮らし〉中田俊子さん 92歳

中田俊子さん(92歳)は、山中の一軒家で丁寧な1人暮らしを送っています。

どんな生活なのか気になりますね。

新刊本「過疎の山里にいる 普通なのに普通じゃない すごい90代」詳細

【シニアにおすすめの新刊本】 ■書名:「過疎の山里にいる 普通なのに普通じゃない すごい90代」
■著者:池谷啓
■発売日:2022年10月12日
■価格等:1,400円(税抜)
■内容:208ページ
■発行:株式会社すばる舎
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