島根に来たら絶対に味わうべき!蕎麦と地元愛を詰め込んだ、奥出雲の「ゆばそば」

島根といえば!

島根といえば、出雲大社、松江城が知られていますが、出雲の南「奥出雲」と呼ばれる地域にはその名のとおり奥深い食文化が今も受け継がれています。

その代表格「奥出雲そば」。日本三大そばとして知られる「出雲そば」が大分類だとすれば、「奥出雲そば」は出雲そばの1つの要素。

在来種や国産のそば粉にこだわり、手打ちで提供される「奥出雲そば」は全国の蕎麦通をうならせるご当地グルメです。

中でも、出雲大社から1時間ちょっとの場所にある人口11,000人ほどの奥出雲町には、14軒ほどの蕎麦屋さんがあり、長年、11月初旬から町内で一斉に新そばを提供するなどの取り組みを続け、多くのファンを魅了しています。

国道沿いに位置する『純そば 一風庵』

今回ご紹介するのは、『純そば 一風庵』の人気メニュー「ゆばそば」。

国道314号沿いに位置する一風庵には、近隣だけでなく県外からもお客さんが訪れます。その人気は平日でも行列ができるほど。

予約はできず、来店順に呼ばれるので、到着したら必ず店頭の受付端末で人数などを登録しておいてくださいね。混み合っているときにはケータイで呼び出してもらうことも可能です。待ち時間を利用して、近場のスポットを訪れてみるのもおすすめです!

席についたらいよいよ注文。意外にも注文は専用端末を利用してハイテク化。メニュー選びから注文まで、すべてこの端末で操作します。

定番の割子(わりご)そばや釜揚げに加え、在来種「横田小そば(よこた こ そば)」を石うすで挽いたざる蕎麦のセット(限定15食)など、店主の蕎麦にかける思いがひしひしと伝わるラインナップです。

その中でもひときわ人気の看板メニューは「ゆばそば」。

デデーン!と蕎麦の上に乗っかる生湯葉の存在感がすごいんです。

毎回どこから箸をつけるか迷うぐらい手応えがある、生湯葉と釜揚げ蕎麦の組み合わせ。

釜揚げ蕎麦のつゆはかなり薄めの味付けになっているので、添えられているそばつゆを好みで足して調整します。

さらにリサーチしてみると、この生湯葉は一風庵から車で約5分の場所にある、とうふ屋『奥出雲とうふ・いしだ』で国産大豆から丁寧につくられたもの。つゆに使われているお醤油は、町内で完全国産原料にこだわり、丸大豆を使った昔ながらのお醤油づくりを受け継ぐ『森田しょうゆ』がブレンドしてあることが判明。

店主の蕎麦愛と地元愛がぎゅぎゅっと詰め込まれた一杯の「ゆばそば」。

せっかく島根に来たならば、食べずに帰るわけにはいきますまい!!奥深い魅力いっぱいの奥出雲で新たな島根の楽しみを見つけてみてくださいね。

■純そば 一風庵 公式サイト

https://ippu-an.com/

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純そば 一風庵

〒699-1822 島根県仁多郡奥出雲町下横田89−2

*この記事は2022年9月時点の情報を基に作成しています。

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ライター:うんなんエリア観光情報

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