最近ちょっと寒いなと思う日が続くと一転暑くなったりと、寒暖差が激しい日々が続いています。
そんな中気を付けなければいけないのは寒暖差疲労です。
安村恵美記者「かなり強い日差しが照り付けていて、半そででもあるいているとじんわり汗をかくそんな暑さになっています」
13日、最高気温26.4℃を観測した広島市中区。8日ぶりの夏日となり日中は汗ばむ暑さが戻ってきました。
先月下旬には気温が下がり、街には長袖の人が目立っていましたが…
街には再び半袖姿で歩く人の姿が目立つようになりました。
「暑くなるとは聞いてたんですけどまさかこんなにも暑くなるとはという感じです」
「最初はジャンパー着てたんですけど暑いなと思って半そでにしちゃいました」
ここ1週間の気温を見てみると…20℃を境に気温が上がったり下がったりを繰り返しています。
野仲 郁宏気象予報士「気温のアップダウンが激しいのは高気圧と低気圧が交互にやってくる秋の天気の特徴とも言えるんですね。気温の変化が激しくなってだんだんと秋が深まっていくようなことになります」
この寒暖差に街の人も…
「(症状は)めちゃくちゃあります。鼻水がめっちゃでたりとかなりますねよく」
「風邪とかじゃないけどだるい、疲れがでるとか」
この時期は病院にも体の異常を訴え来院する人が増える時期だといいます。
いのうえ内科脳神経クリニック 井上健院長「頭痛が普段そんなに多くなくても、この時期に頭痛がどんと増えてくるとかそういうことは多いです。寒暖差疲労とかそういう言い方をすることがよくあります」
通称「寒暖差披露」。
頭痛の他にも疲労感やめまい、体の冷えなど様々な症状が表れることがあるといいます。
井上健院長「(寒暖差で)自律神経が活動的になるという形になる。それに体がついていかないそれが身体的なストレスになってそれで症状がでてくる」
井上院長によりますと寝不足や運動不足、食生活の乱れなどが寒暖差疲労につながるので、規則正しい生活をすることが対策になるということです。
では今後、天気はいったいどうなるのでしょうか?
野仲気象予報士「週末の雨を境にして来週はまた冷たい空気が一気に流れ込んできて、来週いったん下がったのちまたやや気温が上がるような傾向もあるのでこのも(気温の)アップダウンは激しくなりそうです」