駅トイレに“広島駅爆破予告”と文書 威力業務妨害の疑いで逮捕の男(52)「やりました」

JR広島駅地下広場のトイレに、「広島駅爆破予告」などと書いた文書を置き、駅関係者の業務を妨害したとして、警察は無職の52歳の男を逮捕しました。

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威力業務妨害の疑いで逮捕されたのは、広島市西区の無職の男(52)です。

警察によりますと、男は10月1日午前9時55分ころから10時45分までの間、広島市南区松原町のJR広島駅地下広場のトイレに「10/2(日)13:00広島駅爆破予告」などと書いた文書を置き、翌2日にJR広島駅の警戒・検索を余儀なくさせ、駅関係者と警察官の業務を妨害した疑いがもたれています。

トイレに置かれていたのは、それぞれ新聞記事が入った封筒2通で、新聞記事に「爆破予告」などと書かれていたということです。発見した利用者が警備員に通報し、発覚しました。調べに対して男は「やりました」と容疑を認めているということです。

駅の警戒には、駅関係者や警察官のべおよそ120人があたったということですが、爆発物は見つからなかったということです。

警察が動機など事件のいきさつを調べています。

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