【大阪プロレス】タイガースマスクが『天王山2022~誰が一番強いねん!トーナメント』制覇!10.9&10.10アゼリア大正ホール<全試合結果>

大阪プロレスは10月9日、10日に大阪・アゼリア大正ホールで天王山2022~誰が一番強いねん!トーナメント~2回戦、準決勝・優勝決定戦を開催した。

優勝決定戦に勝ち上がったタイガースマスクとTORUが激闘の末にタイガースマスクが勝利して天王山2022覇者となった。

主催団体【大阪プロレス】
大会名【天王山2022~誰が一番強いねん!トーナメント~2回戦】
日時【2022.10.9.(日)】
会場【大阪・アゼリア大正ホール】
観衆【298名(超満員札止め)】

第1試合天王山2022二回戦シングルマッチ30分1本勝負
⚫アルティメット・スパイダーJr.[5’56″53㎝腕ラリアット→片エビ固め]クワイエット・ストーム○
※ストームが準決勝進出

今年好調をキープする両者による2回戦から開幕。共に短期勝負を狙って開始早々から全力で勝ちを取りに行くアグレッシブな試合はストームが力で捩じ伏せ準決勝への一番乗りを果たした。

第2試合タッグマッチ30分1本勝負
えべっさん&○ザ・ボディガー[15’19″ライジングドラゴン]タコヤキーダー&大坂丈一郎⚫

えべっさんは入場からボディガーばりのサングラスをかけ本格的にチーム結成かと思われたがタコヤキと丈一郎の撹乱戦法にギクシャク。しかしボディガーが大暴れして丈一郎を強烈に絞り上げて真っ白に燃え尽きたのを見たレフリーが制止した。

第3試合天王山2022二回戦シングルマッチ30分1本勝負
○TORU[15’19″足4の字固め]菊池悠斗⚫
※TORUが準決勝進出

菊池は速攻勝負を仕掛けるがTORUは慌てず執拗な足殺しのフルコースで着実にダメージを蓄積させ最後は古典的な足4の字固めで横綱相撲を見せ準決勝に駒を進めた。

第4試合天王山2022二回戦シングルマッチ30分1本勝負
⚫くいしんぼう仮面 [4’32″コブラクラッチ]タイガースマスク○
※タイガースが準決勝進出

こちらも短期勝負を狙って序盤からフルスピードの猛攻を交わすがタイガースが一回戦でも見せた毒蛇絞めでギブアップ勝ちを奪い準決勝進出を決めた。

第5試合6人タッグマッチ30分1本勝負
○ゼウス&ツバサ&木下亨平[14’50″ジャックハマー→片エビ固め]ブラックバファロー&アレス&松房龍哉⚫

プロレス教室子どもの部卒業生である木下亨平が待望の大阪プロレス初参戦。幼い頃に憧れたリングに上がれる喜びを全身で表現しながらプロ教室同期の松房と激しくやりあう。松房も大阪プロレスでの場数では俺の方が上だとばかりにゼウスに積極的に向かうも最後は王者の愛のムチに沈んだ。

第6試合天王山2022二回戦シングルマッチ30分1本勝負
⚫HUB [22’20″フィッシャーマンバスター→片エビ固め]三原一晃○
※三原一晃が準決勝進出

今回の天王山を占う上でキーポイントになる対決がメイン。共に決意を胸に激しい戦いを繰り広げるタイトルマッチ級の激闘は解説席ビリーにエールを送る意味でビリーの得意技を繰り出すHUBだったが三原が非情な脳天から叩き落としを見せ準決勝進出最後の切符を手にした。

主催団体【大阪プロレス】
大会名【天王山2022~誰が一番強いねん!トーナメント~準決勝・優勝決定戦】
日時【2022.10.10.(月祝)】
会場【大阪・アゼリア大正ホール】
観衆【298名(超満員札止め)】

第1試合天王山2022準決勝シングルマッチ30分1本勝負
⚫クワイエット・ストーム[11’53″飛びつきフランケンシュタイナー→エビ固め]TORU○
※TORUが決勝進出

絶好調ストームが自らを鼓舞しながら攻め込むがTORUも引かずに応戦。共に体力温存する事無くぶつかり合う。ストームの猛攻を受け続け止めを狙った瞬間に丸め込み逆転勝利

第2試合天王山2022準決勝シングルマッチ30分1本勝負
○タイガースマスク[12’09″ハイキック→レフリーストップ]三原一晃⚫
※タイガースが決勝進出

三原が鼻血を出しながらも猪突猛進に攻めまくるがタイガースも蹴りからの足攻めで応戦するが三原の勢いは止まらない。しかし不意を突いたハイキック一閃で三原が失神してしまい突然の幕切れとなった

第3試合6人タッグマッチ30分1本勝負
○救世忍者乱丸&えべっさん&タコヤキーダー [13’27″ラ・マヒストラル]ブラックバファロー&くいしんぼう仮面&大坂丈一郎⚫

それぞれの天王山も終わりまたいつもの楽しい試合が帰ってきた!笑いの渦が巻き起こり最後は乱丸が忍法金縛りから丸め込みで丈一郎を燃え尽きさせた

第4試合8人タッグマッチ30分1本勝負
○ゼウス&ツバサ&HUB&アレス[18’45″ジャックハマー→片エビ固め]ザ・ボディガー&アルティメット・スパイダーJr.&菊池悠斗⚫&松房龍哉

天王山敗者と王者による豪華なセミ。ゼウスとボディガーの猛獣対決や若手組の素早い連係プレーなど見応え充分なノンストップバトルが繰り広げられたが最後は王者がガッチリ締めて熱戦に幕

第5試合天王山2022優勝決定戦シングルマッチ時間無制限1本勝負
○タイガースマスク [22’28″TORU式タイガーススープレックスホールド]TORU⚫
※タイガースが天王山2022覇者となる

四年ぶりの天王山決勝はライトヘビー級王者タイガースと初出場のTORUの二人。TORUの首攻めでタイガースの動きが止まりピンチに陥るが多彩な蹴りで盛り返し一進一退の攻防に。互いに得意技を惜しみ無く出して栄冠に手をかけるが意地で食い下がる激しい死闘に。最後はかつてTORUに助言貰った変形タイガーススープレックスを出したタイガースの手元に栄冠が転がり込んだ

【試合後】
互いに全力をぶつけ合った両者はノーサイドで健闘を称え合い、昔話を懐かしむ流れから先程の決まり手が実は当日生徒だったTORUに考案して貰った技である事が発覚、以降技名をTORU式タイガーススープレックスホールドと呼ぶことになった。

〈写真提供:大阪プロレス〉

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