〈2022妙高市長選〉立候補予定の新人2氏 告示間近 熱気加速

 任期満了に伴う妙高市長選は告示まで10日を切った。立候補を予定している新人2氏の訴えは熱を増してきている。

◇市政を検証しリニューアル 宮澤一照氏

 妙高市議の宮澤一照氏(56)は市政のリニューアルを訴えている。12日、共同代表を務める地域政党の党員集会で「われわれの政策を生かしていくためには首長にならなければいけない」と強調。「民間から中(市役所)に入り検証することが大事」と述べた。
 地区別のマニフェストを作ることや、人口を1人でも増やしていく決意を語った。

◇停滞させずに市政の継続を 城戸陽二氏

 前妙高市課長の城戸陽二氏(55)は市政の継続を掲げている。10日の総決起大会で「市政を停滞させるわけにはいかない。ましてやリセットする時間などない」と強調。キャッチフレーズにしている「やろうよ妙高」に触れ、みんなと一緒にこれからの妙高をつくっていきたいと語った。
 市の財政状況が全国トップクラスであることなども訴えた。
 同市長選は23日に告示、30日に投開票される。5期目の入村明氏(75)が今期限りで引退するため、世代交代を伴った新リーダーを決める選挙となる。

◇立候補予定者17日公開討論 妙高青年会議所

 妙高市長選の公開討論会が17日午後7時から、新井ふれあい会館で開かれる。立候補予定者がパネル討論する。
 定員500人。受け付けは当日午後6時30分から会場で。主催は妙高青年会議所。

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