スピーキング中止求め「超党派議連」発足

中学校の英語スピーキングテストを入試評価へ活用することに対し、中止を求める都議会の超党派の議員連盟が発足しました。

議員連盟には共産党・立憲民主党・都民ファーストの会の一部の議員など、合わせて42人の都議会議員が参加しています。

中学校の英語スピーキングテストは、「使える英語」の育成を目指すもので、11月27日に実施され、その結果は、来年度の都立高校の入試の評価に活用されます。

今回、議員連盟は現行のスピーキングテストの制度では、「入試の公平・公正が確保されていない」として活用の中止を訴えています。また、来年度の入試への活用を中止にできなかった場合でも、引き続き中止を求め続けていく方針です。

一方、スピーキングテストをめぐっては都民ファーストの会に造反行為をしたとして除名処分を受けた3人の議員が会見を開き、「処分が不服である」として党への審査請求を行ったことを明らかにしています。

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