小型クレーンと玉掛け 技能講習に追加 三商運営の上越トレセン

 三商(清里区寺脇)が運営する技能講習施設、上越トレーニングセンター(トレセン、牧区宮口)はこのほど、小型移動式クレーンの運転技能講習と玉掛け技能講習を科目に取り入れた。
 どちらも土木・建設業だけでなく廃棄物の運搬や製造業でも技能が生きるため、幅広い業種の企業からの需要を見込む。また資格取得後実務に携わる機会が少なかった人の学び直しでの利用も想定する。

小型移動式クレーンと玉掛け技能の講習がメニューに加わった

 同トレセンは開業1年で車両系建機をはじめ5種の技能講習と安全衛生教育をメニューに加えた。主に上越地域の企業の従業員教育やスキルアップに利用されている。三商の三原田誠社長は「長い時間機械に触れることができる、長時間コースが人気だ。今後は特別教育も計画していきたい」と話している。
 小型移動式クレーン運転技能講習は16時間と20時間の2コース。玉掛け技能は15時間と19時間の2コース。いずれも関連する資格保有者は講習時間が短くなる。
 詳しくは上越トレーニングセンターホームページで。

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