糸満海岸で60センチ尾長グレ

 ルアー釣りから磯釣り、船の大物釣りまでマルチに釣りを楽しむ西田光希さん。大型のチヌマンを釣りたくて1カ月ほど前からフカセ釣りを始めた。

 6日、フカセ釣りの練習で午前10時ごろから糸満海岸の磯で釣りを始めた。コマセをまくと、大型のイスズミらしき魚影がたくさん見えた。午後2時過ぎにヒット。イスズミと思い練習のつもりでやりとりをして浮いてきたのは、フカセ釣り師憧れの尾長グレ。検量した結果、長さ60.6センチで7年ぶりに県記録を更新し、昨年のイシダイに続いて2魚種目の県記録となった。

 9月28日からユーチューブの「フカセ釣り学校」のRさんこと平良亮さんが、「フィッシングギャングアズサ」の宮城梓さんとのコラボで与論島に行くとのことで、2泊3日で同行取材。

 初日と2日目午前は茶花港で、平良さんはフカセ釣りにより1.58キロのナポレオンをはじめイスズミやトカジャー、アーガイなどを釣り上げ、宮城さんはルアー釣りで4.8キロのカスミアジや2.3キロのオーマチなどを釣り上げた。午後は与論港に移動し、平良さんはハリス2号で50センチオーバーのトカジャーやヒレーカーなど、宮城さんは岩場で3.11キロのムネアカクチビを釣り上げ、地元の釣り人を驚かせる釣果を上げた。

(おきなわ釣り王国社・仲栄真修)
 
 

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