鉄道開通150周年を記念 JR広島駅で“駅弁祭” 全国から21種「JR貨物コンテナ弁当」が人気!

14日は、鉄道開通からちょうど150年なんだそうです。それを記念してJR広島駅では、「おいしさいっぱい」の催しが…。その名も「駅弁祭」です。

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会場には、お目当ての品を手に入れようとオープン前から行列ができていました。

貴船 桃佳 記者
「JR広島駅です。全国各地から人気の駅弁が集結しています」

1872年10月14日に日本初の鉄道が 新橋-横浜 間で開業し、14日はそれからちょうど150年…。JR広島駅では、鉄道とともに時代を刻んできた駅弁を楽しんでもらおうと、北海道から九州まで21種類の駅弁が販売されています。

列の最初に並んでいた人は…。

「旅行にちょっと行きにくいので、これを買って、ちょっと旅行気分を味わいたいなと思って」

駅弁祭で特に人気を集めていたのが、このお客さんも買っていた、兵庫県・西明石駅の「JR貨物コンテナ弁当」です。

貨物を運ぶコンテナをモチーフにした弁当箱の中には、甘辛いすき焼きがぎっしり詰まっています。

遠く北海道・森駅からは職人が1つずつイカの中にお米を詰め、甘辛いたれで炊き上げたという「いかめし」も…。

一方、こちらは広島のお隣り岡山県・岡山駅からやってきた「桃太郎の祭ずし」…。モモのかわいらしい容器を開けると、江戸時代に庶民の知恵から生まれたという祭りずしがお目見えします。

訪れた人
「牛タン弁当を買いました。1回、東北の方に行って、買えなかったことがあって、やっと夢がかないました」

中には家族でこんな楽しみ方を考えている人も…。

訪れた人たち
「だいたい肉系を。きょうは家でみんな広げて、食べ比べして…」

広島駅弁当 鉄道部 夏目 祐 課長
「訪れていないけど、行ってみたかったなとか、こんなところもあるんだなという土地の駅弁も食べていただいて、次の旅行や興味に発展すればいいのかなと思っている」

「駅弁祭」は、あさって16日まで開かれます。

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