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生物多様性保全などを意識した里山づくりが進められている宮崎県綾町の「綾町イオンの森」で8日、植樹祭(綾町、イオン環境財団主催)があった。綾中の生徒やイオングループの従業員ら約250人が参加し、ソメイヨシノやカツラなど計千本の苗木を植えた。
参加者は森の遊歩道沿いや展望台付近で植樹。スコップやくわで深さ約15センチの穴を掘り、苗木を入れ丁寧に土をかぶせた。
植樹後には木の利活用を見据えたワークショップもあり、参加者は同町内の染織職人の指導でヤマモモの葉などを使った草木染めを体験。地元猟友会のメンバーらによるシシ汁などの振る舞いもあった。
同校3年の湯地瑠奈さん(14)は「穴を掘るのが思ったよりも大変だった。今後も植樹活動を続け、地球温暖化を止めるのに貢献できるような森になってほしい」と願っていた。