【DeNA】秋季練習スタート 三浦監督「課題考え集中を」、個々のレベルアップ求める

秋季練習でリラックスした表情を見せる牧(中央)ら横浜DeNAナイン=横須賀市夏島町の2軍施設「DOCK」

 横浜DeNAは14日、横須賀市夏島町の2軍施設「DOCK」で秋季練習を開始した。今季は2位でクライマックスシリーズ(CS)に進出したが、ファーストステージで敗退。来季3年目の三浦監督は、3日間のオフが明けた選手に「来年1軍で活躍するために何が必要か、何が足りないか、課題を考えて集中してほしい」と個々にレベルアップを求めた。

 初日は、サッカーボールを使ったウオーミングアップや室内練習場でのフリー打撃など軽めのメニューを消化。秋季教育リーグに参加中の選手以外ほぼ全員が参加し、リラックスしたムードで汗を流した。

 選手らは各コーチとの個人面談も実施。今季中継ぎで57試合に登板し、躍進した入江は「このオフはいろいろなことに挑戦したい。たくさん休んだり、投げ込んだり。自分の中で考えながら計画性を持ってやっていきたい」と意気込んだ。

 10月は「DOCK」で練習を実施し、11月からは隣接する横須賀スタジアムも利用する。三浦監督は「勝負は毎年。そのための準備を今からやる。もう(戦いは)始まっている」と表情を引き締めた。

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