福祉向上努め 優良保健師9人表彰 山陽新聞社会事業団

松田理事長(右)から表彰状と記念品を受け取る優良保健師

 山陽新聞社会事業団(松田正己理事長)は14日、本年度の優良保健師表彰式を岡山市北区柳町の山陽新聞社で開き、岡山、広島県内の9人をたたえた。

 松田理事長が「子育て支援や高齢者介護、新型コロナウイルス禍など多様な課題に的確に対応するために皆さんの力が重要。一層社会の期待に応え、後進の育成にも当たってほしい」と激励。一人一人に表彰状と記念品を手渡した。

 受賞者を代表し、岡山県勝央町教育振興部の小山由紀子さん(59)=同町=が「今後も住民が安心して暮らせるよう、健康課題の解決や保健福祉の向上に努めたい」と謝辞を述べた。

 疾病予防や健康維持など安心して暮らせる地域づくりへ精力的に取り組む優秀な保健師を毎年表彰しており、67回目。

 他の受賞者は次の皆さん。(敬称略)

 【岡山県】長谷川美幸=新見市、同市哲多支局▽若林早苗=赤磐市、和気町介護保険課地域包括支援センター▽井上五月=岡山市北区、県備前保健所東備支所▽作野祐子=岡山市東区、同市障害福祉課▽平田敦子=総社市、県備北保健所保健課▽風早ひろみ=岡山市南区、同市保健所健康づくり課▽小原美由紀=倉敷市、同市保健所保健課

 【広島県】田口弥生=福山市、同市こども発達支援センター

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