新築の自宅の写真を勝手に広告で使用されたとして、静岡県内に住む男性が怒りをあらわにしています。
<自宅の写真を無断使用された男性>
「友人からこれが11日の午後に送られてきて、『家が勝手に広告になっているけど大丈夫?』っていうのが連絡が実際ありましたね」
無断使用された写真は、男性が2021年12月に家を新しく建てた際、ツイッターにあげたものです。問題の広告は注文住宅の比較サイトが運用しているSNSにアップされていました。
「月5万で、庭付き4LDK建てちゃった」
「スマホで自分専用の間取り作れるからみんなも1回やったほうがいい」
など、あたかも家を建てた人が利用したサービスをPRするような内容です。
<自宅の写真を無断使用された男性>
「低年収でも安く、注文住宅が建てれるよっていう内容としては魅力的なものではありますけど、記載内容が全くの嘘なのでいかがなものかなと思いますけど」
Q.架空の設定でここまで詳細に…
「そうですね、本当に頭おかしいんじゃないかなと思いますけどね」
男性の自宅の画像はスマホの写真データを売り買いできるサイトで無断で販売されていて、そのデータを注文住宅の比較サイトが使用したとみられています。
断りを入れずに男性の自宅の画像を販売したサイトは、写真を撮った男性の許可を得ずに画像が出品されていたことに対して「誠に遺憾」などとホームページで対応を見せましたが、広告を出した注文住宅の比較サイトからは謝罪もなく、男性の怒りは増すばかりです。
<自宅の写真を無断使用された男性>
「家だけに限らず、商品だとかっていうのも偽の広告だったりとか、他人の写真使った広告だとかが増えていると思いますので、そういったところで広告を出す側も厳しいチェックをしていただいて正しい広告を流してほしいなと思います」
デジタル化が進み、便利になった世の中ですが、一歩間違えるとトラブルにつながる恐れがあり、私たちも写真やデータの扱いには注意が必要です。