山際経済再生担当相「丁寧に説明する」 旧統一教会巡る国会論戦へ 閣僚の職責挙げ「確実に結果出るよう進める」

閣議後会見で質問に答える山際経済再生担当相=14日午前、内閣府

 衆院予算委員会で17日から与野党の本格論戦が始まるのを前に、山際大志郎経済再生担当相(衆院神奈川18区)は14日の閣議後会見で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係について「丁寧に説明する」と述べ、閣僚としての責任を果たす考えをあらためて示した。

 教団側と新たな接点が指摘されるたびに事実として認める姿勢が「後出し」と批判されている山際氏は、本格論戦を控えて「会見などで公表したことをきちんと整理したうえで、分かりやすく丁寧に説明していく」と説明。新型コロナウイルス対策や新たな経済対策など閣僚としての職責を挙げて「いずれも猶予のないものばかり。一つ一つ確実に結果が出るよう進めることで職責を果たしたい」と応じた。

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