長島哲太「FP2では大きく前進することができた。さらに一歩前進できるようにがんばります」/MotoGP第18戦オーストラリアGP初日

 10月14日、2022年MotoGP第18戦オーストラリアGP MotoGPクラス初日のフリー走行1回目、2回目がオーストラリアのフィリップ・アイランド・サーキットで行われ、中上貴晶の代役を務める長島哲太(LCRホンダ・イデミツ)は初日総合24番手で終えている。

 第16戦日本GPはワイルドカード参戦だったが、前戦の第17戦タイGPから長島が中上の代役を務めている。3年ぶりに開催されるオーストラリアGPの開催地であるフィリップ・アイランド・サーキットは、長島にとって初めての走行となる。前日は雨が降っていたにも関わらず、初日のセッションはすべてドライコンディションで行われた。

 この日最初のFP1ではフロントにスリックタイヤ、リヤにミディアムタイヤの1セットのみで走行した。このセッションでは計21周回をこなしたが、強風に悩まされ、リズムを上手く掴めず、1分34秒437がベストタイムとなった。

 午後からのFP2では2セットの新品タイヤを履いて、計19周回をこなした。セッション後半にフロントにミディアムタイヤ、リヤにソフトタイヤを履いてからは1分31秒台でラップを刻み、朝の自己ベストタイムを2.860秒短縮して1分31秒577をマークし、フル参戦ライダーとのタイム差を確実に縮めた。

 第16戦日本GPから3戦連続で出場している長島だが、2日目のフリー走行と予選ではさらにフル参戦ライダーとのタイム差を縮め、ポジションアップに挑む意気込みだ。

■LCRホンダ・イデミツ長島哲太(FP1:24番手/FP2:24番手)
「初日はまずまずでしたが、午前中は風も強く、初めてMotoGPマシンでこのサーキットを走ったので、少し難しかったです。でも、チームは一生懸命、取り組んでくれました。新しいマテリアルを試したところ、いいフィーリングがありました」

「特にFP2では大きく前進することができました。明日は何ができるか考えていきたいと思います。まだ学ばなければならないことがありますが、引き続き仕事に取り組み、さらに一歩前進できるようにがんばります」

長島哲太(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第18戦オーストラリアGP
長島哲太(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第18戦オーストラリアGP
長島哲太(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第18戦オーストラリアGP
長島哲太(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第18戦オーストラリアGP
長島哲太(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第18戦オーストラリアGP
長島哲太(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第18戦オーストラリアGP

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