那覇市長選 新人の翁長氏が総決起大会 「子育て政策」重点に

 23日投開票の沖縄県那覇市長選に向け、無所属新人で前県議の翁長雄治氏(35)=共産、立民、社民、社大、れいわ、にぬふぁぶし推薦=の総決起大会が14日、那覇市の県庁前県民広場で開かれた。幼年人口が減っていることを念頭に「子どもに予算をかけられない社会に未来はあるのか」と訴え、子育て政策に重点的に取り組む姿勢を示した。

 翁長氏は辺野古新基地建設に「政治家としてノーを突き付けていく」と強調。父の翁長雄志前知事が立ち上げた「オール沖縄」の一員として「県民・民衆と共に私は歩んでいく」と決意を語った。

 選対本部長の玉城デニー知事は「若い力を遺憾なく発揮し、政策を一緒に実行していこう」と支援を呼び掛けた。

 大会には赤嶺政賢、新垣邦男両衆院議員、伊波洋一、高良鉄美両参院議員、東盛政行連合沖縄会長らも激励に訪れた。

(’22那覇市長選取材班)

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