<新型コロナ>学級閉鎖の目安を緩和 陽性者と体調不良者がクラスの「10%以上」に 埼玉県立校に通知

新型コロナで学級閉鎖の目安、10%以上に緩和 埼玉県立学校

 新型コロナウイルス感染症の新規感染者数の減少傾向に伴い、埼玉県教育局は14日、県立学校の学級閉鎖の目安を17日から緩和すると発表した。クラスに陽性者が発生し、陽性者と体調不良者を合わせて生徒数の10%以上になった場合とする。

 同局保健体育課によると、県立学校では2021年8月から文部科学省のガイドラインに基づき、クラスで陽性者が2人発生した場合か、陽性者が1人で体調不良者が複数いる場合を学級閉鎖の目安としていた。

 20人以下の学級は変更前の目安を適用する。同課は感染拡大防止と教育活動継続の両立を重視したとし、「コロナの感染者が減少機会にあるため、学習機会を確保する」と説明した。13日に各県立学校に通知し、市町村教育委員会などにも対応の参考とするよう通知した。

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