京浜急行電鉄(横浜市西区)は、京急線の駅構内でスマートフォン充電用のモバイルバッテリーを有料で貸し出す取り組みを始めた。9月末から順次設置。品川、横浜、京急川崎、羽田空港第1・第2ターミナルなど、利用者の多い計25駅が対象となる。
モバイルバッテリーのシェアリングサービス「ChargeSPOT」を展開しているINFORICH(東京都)と連携。利用の際はアプリを使い、返却は設置場所ならばどこでも可能という。
料金は、30分未満165円、6時間未満330円、24時間未満480円など。京急とINFORICHは防災協定を結んでおり、災害時にはバッテリーを無償で貸し出す。
京急の担当者は「駅構内のサービス向上はもちろん、災害対策も強化し、より便利に、より安心して駅を利用してほしい」と話している。