15日(土)午後3時、フィリピンの東で台風20号が発生した。
台風の中心気圧は998ヘクトパスカル、最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、1時間に約30キロの速さで西に進んでいる。
台風は今後、発達しながら西に進み、大陸方面へ向かう見通し。本州付近に近づく可能性は低いが、南西諸島は台風周辺の湿った空気が流れ込みやすくなりそうだ。
特に沖縄では、湿った空気の影響で17日(月)ごろにかけて大雨となるおそれがある。大雨による土砂災害、低地の浸水や川の増水・氾濫などに十分な注意が必要だ。
また、風も強まって南西諸島周辺では17日(月)ごろにかけて波も高くなる見通し。とりわけ石垣島など先島諸島ではしけや大しけとなるおそれがある。今後も最新の情報に注意したい。