国分太一「こどもたちの夢を裏切らない様に今後もカタチにして行きたい」

丸亀製麺と株式会社TOKIOが、2年目を迎えた「共創型パートナーシップ」の取り組みの一環である共創プロジェクトとして、国分太一とともに「丸亀製麺×株式会社TOKIO×こども わくわく食育プロジェクト」を行っている。このプロジェクトでは、「こどもと共に」をキーワードに、大人が考え教える「教育」ではなく、同じ目線でこどもと一緒に考える「共育」を目指し、新しい食の体験プログラムをつくるために活動しいる。

最初の取り組みとして「丸亀製麺 こども課 アイデア会議」を8月3日に行い、その会議で生まれたこどもたちからのアイデアをこの度実験する、「こども課がつくる丸亀製麺 ~青空のもと、みんなのアイデアをやってみよう~」のイベントが10月15日、丸亀製麺 立川若葉店で開催された。イベントにはアイデア会議に参加したこどもたちと国分太一が出席。そして麺匠・藤本智美も出席し子供たちのアイデアからうまれたオリジナルメニュー「みんなでカラフルうどん生地をつくろう」や、カラフルうどんの生地を作る際に余ったうどんの粉を利用した、SDGsとしても考えられる「うどんぴっぴ」の実食などを行った。

こどもたちが、苦手な食べ物をおいしく楽しみながら食べられるように工夫した、ほうれん草、かぼちゃ、むらさきいもの三種類をそれぞれうどん生地に練り込んだ「カラフル・クリームシチューうどん」の実食コーナーでは、まず麺だけを食べて味の感想を聞くことに‥むらさきいもを練り込んだ麺を食べた子からは「普通のうどん」との感想が、これには国分も麺匠も苦笑い!もうちょっとお芋の味がすると思ったが「色だけだった」と正直な感想が。次に、ほうれん草を練り込んだ麺を食べた子からは「ちょっと苦い」と、さらには、かぼちゃを練り込んだ麺を食べた子からは「ほうれん草の後だと、味がしない」との感想が、これを聞いた国分は「食べる順番もあったのかもしれないね‥食べる順番仕切ったの俺なんですいません!ほんとに‥」と自虐し大人たちを笑わせた。

そして今度は「カラフルうどん」をシチューと合わせて食べることに、シチューに3種類の麺を入れてみたところ彩りは凄く綺麗で“映え”となかなか好評で実食した国分は「これメチャクチャ美味くないですか!」と味にも合格点、こどもたちからも「ほうれん草の苦味は消えて、シチューに(麺を)入れたほうが明るくなった」と見た目も味も好評だった。

イベントの最後に国分から「楽しいですね、こどもって嘘をつかないし、こういう場所だと大人だと『美味しい』でまとめそうなところはありますけど、実際(こどもたちは)真剣に考えてますし、こどもたちが創ったものがカタチになるって、こどもたちの自信にもつながっていくと思うので、丸亀さんを通してこのようなイベントができると僕もたくさん勉強になりますし、こどもたちもたくさん勉強してるんじゃないかと思います。こどもたちの夢を裏切らない様に今後もカタチにして行きたい、どんどんやって行きたい!」と感想を述べ締めくくった。

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