男性ブランコ KOCネタの〝リサイクル〟でSDGs-1グランプリ優勝 西川きよし高評価、冠番組もゲット

お笑いコンビ・男性ブランコが15日、京都・よしもと祇園花月で行われた京都国際映画祭の「SDGs―1グランプリ2022」で優勝し、コンビ初の冠番組をゲットした。

国連加盟国が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)の中から「海の豊かさを守ろう」をテーマにした、エコバッグコントを披露。優勝が決まると平井まさあき(35)は、昨年のキングオブコントを戦ったネタをアレンジしたと明かし、大幅に変更せずともも優勝できたことに「根本にSDGsがしみ込んでいたんだなと。生きているだけでSDGs」とおどけた。審査員長の西川きよし(76)からは「着眼点が良かった」と評価された。

優勝特典として、BSよしもとでSDGsを発信する、コンビにとって初の冠特番(タイトル・放送日は未定)をゲット。同局の社長から制作費の上乗せも示唆された。初冠番組に、浦井のりひろ(34)は「SDGsのテーマとコントを取り入れた番組ができたら」と意気込み。平井は「子どもたちにも伝わりやすい番組にできたら」と話し、上乗せされた制作費で「子役たちを大量に(呼ぶ)」と野望を語った。

(よろず~ニュース編集部)

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