【真岡・益子】真岡鉄道と真岡線SL運行協議会は15日、日本の鉄道開業150年を記念したヘッドマークを掲げたSLを運行した。16日まで。
ヘッドマークは直径66センチ。橋の上を走るSLのシルエットがデザインされている。真岡鉄道が運行するSL「C12形66号」は1933年に山口県で製造された。実際の鉄道で定期運行するSLとしては日本でも有数の古さという。
この日はヘッドマークを掲げたSLを一目見ようと、沿線には鉄道ファンの姿が多数見られた。写真撮影に訪れた茨城県土浦市、会社員高橋俊彦(たかはしとしひこ)さん(51)は「SLは煙の出方など毎回姿が違うのが魅力。費用など大変な面もあると思うが、今後も活躍してほしい」と話していた。