近畿大学がビズリーチのOB・OG訪問サービスを導入 コロナ禍での就活環境変化に対応

近畿大学はVisional(ビジョナル)グループのインターネットサービス会社・ビズリーチが運営するOB・OG訪問サービスを学生のキャリア支援に導入した。ビズリーチは2025年までに卒業生と就職内定者を合計して約1,000人のOB、OGを登録し、キャリア形成を目指す学生との接点を確保する。

Visionalによると、近畿大学はこれまで、キャリアセンターでOBやOGを紙の名簿を基に学生へ紹介してきたが、これを取りやめてビズリーチが運営するアプリケーションの「ビズリーチ・キャンパス」を通じてOBやOGを訪問できるようにした。

ビズリーチは異動や転職、起業などを経験したOB、OGのキャリア情報を収集してアプリに登録、学生は起業家や副業・兼職、ベンチャー企業勤務などさまざまな側面から訪問したいOB、OGを選べる。近畿大学の就職活動支援グループ「ASK」とも連携、就職内定者の情報も入れる。

大学生の就職活動はコロナ禍の影響でオンライン就職活動が一般化するなど、就活環境に大きな変化が出ている。近畿大学はこれを受け、学生の就職活動やキャリア形成のデジタル化を進めることも考慮してビズリーチのアプリを導入した。

参考:

【株式会社ビズリーチ】近畿大学がキャリア支援をDX 大学公認OB/OG訪問サービスとして「ビズリーチ・キャンパス」を導入

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