スカパラ北原さん、出身中学とコラボ演奏 11月に横浜・緑区

東京スカパラダイスオーケストラのトロンボーン奏者、北原雅彦さん

 東京スカパラダイスオーケストラ(スカパラ)のトロンボーン奏者・北原雅彦さんが11月5日、横浜市緑区のみどりアートパーク(緑区民文化センター)で開かれるオープンデーに出演する。自身の出身校、市立田奈中学吹奏楽部とコラボ演奏する。入場無料。

 コラボ演奏するのは、スカパラの代表曲「Paradise Has NO BORDER(パラダイス・ハズ・ノー・ボーダー)」や、吹奏楽で有名な「レッツ・スイング」など3~4曲。後輩たちとの共演は5日午前11時半から。

 昨年8月の東京五輪閉会式でスカパラメンバーとして演奏した北原さんは同区長津田町の出身。田奈中吹奏楽部で活動しトロンボーン奏者を志すきっかけとなった。その後、県立川和高校吹奏楽部、東京学芸大ジャズ研究会で腕を磨いた。

 ジャマイカ発祥のポピュラー音楽「スカ」をベースにしたスカパラは現在9人編成。世界31カ国で公演し、テレビ番組のテーマ曲やCM曲などを演奏する人気バンドとなっている。

 また、オープンデーでは東洋英和女学院大教授の西洋子さんらが指導するインクルーシブダンスや、フェアトレードに取り組むコーヒープロジェクトが紹介される。問い合わせは、みどりアートパーク電話045(986)2441。

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