【DeNA】三浦監督、広島の新井新監督に早くもライバル心「来季は勝ち越せるように」

広島の新井新監督に闘争心を燃やす横浜DeNAの三浦監督(左)=横須賀市夏島町の2軍施設「DOCK」

 横浜DeNAの三浦大輔監督(48)が、広島の新井貴浩新監督(45)に早くもライバル心をのぞかせた。今季8勝17敗と最も相性が悪かっただけに、「結構負け越しているので、来季は勝ち越せるように。それしか言いようがない」と反攻を誓った。

 新井監督とは現役時代に何度も相まみえた。「がむしゃらに食らい付いてくるイメージ。極端な話、ボール球でも食らい付いてくる。もちろん甘い球は打たれる。何としても打ってやるという気持ちが前面に表れている選手だった」と評した。

 対戦成績を問われると、「五分五分ぐらいかな。打たれたイメージもあるし、抑えたイメージもある。だけど勝負強かった」と懐かしそうに振り返った。

 監督に就任して2年。相手チームにも同年代の指揮官が増えた。「結構長い間現役をやらせてもらったので、ほとんどの監督さんと対戦させていただいた」。25年間、プロのマウンドで腕を振り続けた重みが、言葉からにじみ出ていた。

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