YKKAP四国製造所、カーボンニュートラル対応で溶解炉更新=「リサイクル炉」新設、クラップアルミ使用率を向上

YKKAP(東京都千代田区、堀秀充社長)は四国製造所(香川県綾歌郡)で昨年10月から進めていたアルミ溶解炉・保持炉の更新が完了し、9月30日に新炉での操業を始めたと同日付で発表した。

新炉への切り替えはカーボンニュートラルの実現に向けて、炉の性能・機能を高めることが目的。新炉は約40年間使用した従来の炉と比べ製造過程でのCO2排出量を18%削減できる。

今後は第2期工事として同社初となる「リサイクル炉」を新設し、四国製造所のアルミリサイクル率を現在の33%から中期経営計画最終年度の2024年度に76%、30年度には100%にする計画だ。

© 株式会社住宅産業新聞社