10月14日は日本で初めて鉄道が開通して150年の記念日でした。鉄道発祥の地・新橋では鉄道開業150年にちなんだイベントが開かれました。
鉄道開通の起点となった新橋駅前にあるSL広場で記念イベントが行われました。鉄道が初めて開通したのは今から150年前の1872年10月14日で、新橋から横浜までのおよそ29キロを蒸気機関車が走りました。鉄道の歴史をたどる写真展のコーナーでは開業当時の貴重な写真が展示されています。
会場には開業150年を記念して作られたオリジナルの「電車パン」や、記念イベントのために味もパッケージもリニューアルしたという新橋SLビールも登場しました。中でも多くの人が足を止めていたのが、全国各地で人気の駅弁を取り扱ったコーナーです。
開業150年に合わせて作られたものや昔のパッケージなどを復刻した定番のものまで、60種類以上の駅弁が並びます。詰めかけた鉄道ファンは旅のグルメに記念グッズと、思い思いの品物を買い求めていました。
・実際に販売されていた商品の紹介
＜紅茶クリーム入り「電車パン」＞
北千住のフレンチのお店が考案した紅茶クリームが入った「電車パン」です。今回の鉄道開業150年のために作られたパンで焼印で電車の形に模したクリームパンになっています。
＜「チキン弁当」＞
東京駅などで買うことができる定番の駅弁「チキン弁当」は昭和39年、1964年に発売された当時のパッケージの復刻版になっています。中身は二段でボリュームたっぷりになっています。
