きょうは雨の朝を迎えた地域が多いが、午後も東日本を中心に傘が必要となりそうだ。北海道は、天気の急変や落雷、突風にも注意が必要となる。また、沖縄・奄美は午後も大気の状態が不安定で、局地的に激しい雨が降る見込み。沖縄はあす18日（火）にかけて、強風や高波にも十分な注意が必要だ。

雨雲通過

　日本付近は前線の通過や、湿った空気の流れ込みにより、午後も雨の降る地域が多い見通し。北海道は夕方にかけて雷雨の所があるが、北部から気温が下がり始めている点にも気を付けたい。札幌は朝から気温が高めとなっているものの、午後は風が冷たくなり、夕方以降は10℃を下回る予想だ。

　沖縄・奄美は湿った空気が集まりやすく、局地的に雨雲が発達している。今夜にかけても、一時的に激しい雨の降る所がありそうだ。沖縄は18日（火）にかけて北寄りの風が強まり、八重山地方の沿岸を中心にうねりを伴った波が高くなる見込み。

気温下がる

　18日（火）は、前線や湿った空気の影響を受ける関東で雲が多く、朝の通勤通学時は南部沿岸を中心に雨の降る所がありそうだ。日本海側の各地も雲が流れ込みやすく、午前中を中心ににわか雨がある見込み。全国的にきょうより気温が下がり、北日本や北陸、関東は10月下旬～11月上旬並みの予想となっている。東京都心の気温は右肩下がりで、昼間でもひんやりと感じられそうだ。

秋晴れだが

　19日（水）は日本海側や関東などで雲が多いが、20日（木）～21日（金）は全国的に晴れる見込み。すっきりとした晴天だが、西日本でも25℃を超える地点は多くはなさそうだ。内陸を中心に朝晩はしっかり冷え込むので、東京、名古屋、大阪といった大都市圏でも、寝具や着る物の枚数を増やす必要がある。

（気象予報士・高橋和也）