長崎ヴェルカ4連勝、西地区で暫定1位に 青森に97-80 バスケットB2

【長崎-青森】第3クオーター2分、長崎のウィタカがシュートを放つ=五島市中央公園市民体育館

 バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)第3節第3日は16日、長崎県五島市中央公園市民体育館などで5試合が行われ、長崎ヴェルカは青森に97-80で快勝して4連勝を飾った。ヴェルカは通算5勝1敗で愛媛と並び、得失点差で西地区の暫定1位となった。
 ヴェルカは第1クオーター、青森にゴール下へパスを許すシーンが目立ち、立て続けに失点。3分までに2-9とリードされたが、ウィタカやボンズらの好守で徐々に流れをつかむと、18-21の残り1分からギブス、タリキの連続得点で23-21と逆転した。第2クオーターは30-26の4分から狩俣の連続得点で攻撃の口火を切ると、その後はタリキが存在感を発揮。終了間際の速攻を含む8得点で46-38と差を広げた。
 第3クオーターは50-45の3分から、ボンズが個人技を生かして11点連取。ギブスも相手ガードとのミスマッチを生かして巧みなシュートを決めるなど、74-58と一気に突き放した。第4クオーターはメンバーを入れ替えながら、堅守速攻を継続。15日の1戦目で課題だった終盤のディフェンスも崩れず、17点差で青森を退けた。
 第4節は22、23日、各地で計14試合を実施。ヴェルカはアウェーで西宮との2連戦に臨む。


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