井田幸昌、国内初の美術館個展が開催決定! 渋谷に掲出された「絵なんてわかってたまるか」のメッセージに山田孝之、ワンオクTakaら各界の著名人らも賛同

国内外で活動する画家・現代美術家の井田幸昌が、自身初となる国内美術館での展覧会『Panta Rhei|パンタ・レイ - 世界が存在する限り -』を開催する。 本展覧会は、2023年7月22日から井田の故郷である米子市美術館、9月30日から京都市京セラ美術館で開催される巡回展。 また、展覧会開催に先駆けて、2022年10月16日(日)より井田幸昌からのメッセージ「絵なんてわかってたまるか」を渋谷にて掲出した。 「絵なんてわかってたまるか」とは、「わからない」ことを肯定し、「わからない」からこそ楽しい、そして挑戦ができるんだということを伝えていくためのメッセージ。 井田自身初となる国内での美術館巡回展を、多くの方に対して届けたいという強い思いがあるという。

メッセージ「絵なんてわかってたまるか」を考案した背景(井田幸昌より)

日頃より「芸術はわからない」「アートには疎いですが」といった言葉を見聞きすることが

少なくありません。しかし「わからない」という言葉ひとつで芸術と距離を置き、

思考停止してしまうのは勿体無いことだと考えます。

私にとって芸術、そして絵画は未だにわからないものです。

ただ、わからない中で、私は考え続け、作品を創り上げてきました。

私たちの素晴らしい文化は、これまで多くの人々が「わからない」からこそ考え続け、

追い求め、努力し行動することで、築かれてきたのではないでしょうか。

だからこそ、今回発信する「絵なんてわかってたまるか」という言葉は、

決して「芸術をわからないままでいい」と思考停止を促すものではありません。「私たちはこれからも未知なるものに向き合い続け、

果敢に未来を切り拓いていこう」という意味を込めたメッセージなのです。

また、このメッセージは芸術だけではなく、どの世界、どの職業においても通ずると考えております。

本メッセージが、長らく続いてきたコロナ禍において、

この先を果敢に生き抜くためのエネルギーの一端となりますことを願っています。

同時に、これまで創ってきた多くの作品を、2023年のこの機会にぜひ、

多くの方にご鑑賞いただきいと強く願っています。

Photo by RK / (Instagram @rkrkrk)

「絵なんてわかってたまるか」ステートメント / 掲出広告

アートがわからない。

絵がわからない。

そんな言葉を

よく耳にするけど、

画家だろうと

絵なんてわからない。

アートや絵が

何なのかなんて

誰にもわからない。

わからなくて、当たり前。

わからないから、描いてる。

今も昔もこれからも、一生。

わかってしまったその日には

きっと描く理由を失うだろう。

わからないから、楽しいんだ。

絵なんてわかってたまるか

画家 井田幸昌

賛同者からのコメント(50音順)

◉江幡睦(WKBA 世界バンタム級チャンピオン)

友人であり、戦友である井田幸昌の絵なんてわかってたまるかに非常に共感した。 強いヒーローに憧れてキックボクシングを始めた。 「強さ」を必死で追い求め続け、世界チャンピオンになった。 でもまだ本当の「強さ」が何かなんてわからない。 わかってたまるか。 だからいつまでも挑戦し続けるんだ。

◉TAKA(ONE OK ROCK)

僕が彼の絵に出逢ったのは、ある方の集まりに出向いた時 その空間にいくつもの珍しいアンティークの品物が並ぶオシャレ空間の中、 一際存在感を放つ大きな絵に普段あまりアートに興味がない僕が 「これは日本人が描いたんですか?」とボソッと呟いた。 それを聞いていた主催者の方が丁寧に説明をしてくれて、 さらに彼をその場に呼んでくれたのが最初でした! 何か刹那さと人を惹きつける彼の絵の具の色使いに とても不思議な気持ちになったのを覚えてます。 世間の事なんかわかってたまるか。 人々の安パイが作り出したくだらない一般常識それを打ち破ることがロックだ。

◉TAKUYA∞(UVERworld)

自分自身もミュージシャンとして世に楽曲をリリースするとき 沢山の人に愛される楽曲であって欲しいと願いを込めると共に 自分さえ、この曲を愛し認めていれば充分だ!という気持ちであります。 それは、今回の「絵なんてわかってたまるか」のメッセージに通ずるものだと思い、 共感し賛同したいと思いました。 しかし彼に、わかってたまるか!と言われようとも、 やはり井田幸昌の絵は心が感じとってしまう素晴らしい作品ばかりで とても魅力なアーティスト。 これからも彼の創り出す作品とメッセージを追いかけたいと想います。

◉真鍋昌平(漫画家)

画家、井田幸昌の作品を初めて京都のノードホテルのロビーで見た時、 衝撃的で5分くらい作品の前から動けなかった。 まだ若い日本人の画家の作品だと知り こんなエネルギーの塊みたいな作品を作れる人間が この国にいたことに畏怖と畏敬の念を感じた。

◉山田孝之(俳優)

芝居をすることを演じると言うが、それは真逆である。 この世に目に見える形としては存在していない“その人”を想い、語り、下ろし、一体となる。 そこに嘘は存在できない。台詞や動きではなく、思考であり、意思であり、答えであり、迷いでもある。 芝居には答えがないのではなく、答えを決めてはいけないのだ。 人間なんてわかってたまるか。

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