「批判や慎重な意見はたくさんいただいた」“差別的発言”騒動の大道芸W杯開催期間を3日間から2日間に短縮 内容も一部変更と発表=静岡・静岡市

外国人への差別ともとれる発言でプロデューサーが解任された静岡市内で開催される大道芸ワールドカップについて、実行委員会は10月17日、一部内容を変更して開催すると発表しました。

<大道芸ワールドカップ実行委員会 大長克哉事務局長>

「批判や慎重なご意見はたくさんいただきました。その一方で3年ぶりの大道芸ワールドカップを楽しみにしているという開催を期待する声もたくさんいただきました」

実行委員会は10月17日の会見で、元プロデューサーの色が強い11月4日のオープニングセレモニーを中止とし、6日のクロージングは内容を変更。3日間の予定だった開催期間は、11月5日からの2日間に短縮すると発表しました。

<大道芸ワールドカップ実行委員会 大長克哉事務局長>

「アーティストの皆さんの個性が発揮できるような大会にしたいと思っています」

今回の問題を受け、アーティスト1組、スポンサー1社、出店者1社が参加を保留としているということです。また、再発防止策として「組織管理グループ」を設置し、研修会の内容や使用する文書を確認していくとしています。

大道芸W杯 開催期間を3日間から2日間に短縮

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