任期満了まで半年余りとなった神奈川県の黒岩祐治知事は17日の定例会見で、来春の知事選に4期目を目指して出馬するかを問われ「白紙というのが正直なところ」と明言を避けた。
その上で、新型コロナウイルス対応や、県議会で可決され来年4月に施行する「県当事者目線の障害福祉推進条例」の実効性確保に向けた取り組みなどを挙げ「目の前の課題をしっかり仕上げていくことに全力を注ぎたい」と述べた。
自民党県連の小泉進次郎会長(衆院神奈川11区)が15日の県連会合後、知事の県政運営に関し「コロナ下の厳しい環境でもリーダーシップを発揮している」などと言及したことについては「そう評価して頂けるのは非常にありがたい。県議会や県職員とともに乗り越えてきた結果だと思う」と語った。