先日、吉田麻也が「サッカー選手はかなり植毛手術を受けている」と明らかにして大きな話題になった。
6年前の「男ならば…!頭髪を補強した10名の選手&監督たち」に加え、今回はそれ以降の選手たちを特集していこう。
ダビド・シルバ
マンチェスター・シティで長年プレーしたスペイン人の「マエストロ」は、2017年に丸坊主の髪型になって現れた。これにはファンも驚いていたが、より驚いたのはそのあとだった。
35歳になったダビド・シルバの髪の毛は突如伸び始めており、その質も明らかに太くなっていた。彼はFUE(細いパンチで毛根をくり抜いて移植する技術)で2500~3000本を移植したという。
セスク・ファブレガス
かつてアーセナルやバルセロナ、チェルシーなどでプレーしてきたセスク・ファブレガス。話題になっているのは2014年の夏にチェルシーへ移籍してからの状況だ。
急速に頭髪のラインが後退していることにファンはやきもきしていただろうが、その心配も2019年までだった。彼の頭部には明らかに髪の毛が復帰してきており、美しいスタイリングを見せている。
アンドロス・タウンゼント
かなり劇的な変化を伴ったアンドロス・タウンゼントの髪。2015年にトッテナムでプレーしていたときには、彼の頭のラインはかなり深い位置まで下がってしまっていた。
しかし2016年にクリスタル・パレスへと移籍した後、5シーズンの間に驚くべきほどの高さを持つふさふさの髪型になっていた。
ロブ・ホールディング
アーセナルでプレーしているセンターバックのロブ・ホールディング。彼は2016年にボルトンから加入したあと徐々に頭髪にダメージが見られるようになり、26歳でアウェイのサポから「ハゲ野郎」と野次が飛ぶほどになっていた。
そこで彼は行動に出た。ハーレー・ストリート・クリニックという病院において植毛の手術を受け、その頭部には見事な権勢が戻ってきた。こうなればあとはピッチで活躍するだけである。
ディミタール・ベルバトフ
ブルガリアの「芸術家」と呼ばれたベルバトフ。長身から繰り出される優雅なテクニックは非常に印象的であったが、マンチェスター・ユナイテッドでの数年間で徐々に髪の毛を短くしていった。
そしてモナコに移籍したときにはかなり剃り上げて現実を受け入れたように見えたものの、やはり芸術家は夢を追い求めるものだ。引退後に行動を起こし、髪の太さとボリュームを作り上げた。
ジャンフランコ・ゾラ
チェルシー最高のレジェンドの一人であるジャンフランコ・ゾラ。イタリア出身の小さなファンタジスタは、イギリスのファンをいつも驚かせるようなテクニックを披露していた。
そして引退後、指導者としてのキャリアをスタートさせたあと、ゾラの前頭部は徐々に撤退しはじめた。そこで2014年から2015年にかけてイタリアの名医ピエロ・テサウロ氏によって植毛を受けた。さらに2017年にバンクーバーで手術を受け、かなりの回復を見せている。
パトリス・エヴラ
マンチェスター・ユナイテッドやユヴェントスで活躍したパトリス・エヴラ。引退したあと、40代を迎えた頃にエヴラは自身のインスタグラムで「植毛手術を受けたい」と告白。クリニックのタグも付けていた。
そして実際に彼はストリップメソッド(頭皮の裏側から毛包を取り出し移植する技術)でのオペを受け、4000ものユニットを植え込んだとのことだ。
ディエゴ・ロペス
かつてレアル・マドリーやミランでプレーしたことで知られるゴールキーパー。ジョゼ・モウリーニョの下ではイケル・カシージャスと激しい争いとなり、ミランではドンナルンマの突き上げを受け、多くのストレスを貯めていたことだろう。
彼はFUEで3500~3800本の移植を受けたと伝えられている。その治療の甲斐もあってか、現在40歳であるがラージョ・バジェカーノでまだ現役を続けられている。
ラウール・メイレレス
かつてポルトガル代表で活躍したボランチ。ジョアン・モウチーニョとのコンビは伝説的なマッチングであった。
彼は以前、クリスティアーノ・ロナウドが経営しているインスパリヤクリニックという植毛手術を請け負う会社の広告塔になっていた。実際にその施術も体験したようだ。もちろんその結果は素晴らしいもので、ソリコミの部分が全く違っている。
カルロ・ピンソーリョ
ユヴェントスで長く3rdキーパーを務めているピンソーリョ。出番がないにもかかわらず明るいキャラクターでファンに愛され、ピッチ外で常に必要とされている選手だ。
彼もクリスティアーノ・ロナウドが経営するインスパリヤクリニックで手術を受けたことが明らかになっている。