やることリストより断然おすすめ!「1週間スケジュール」活用法

皆さん、おはようございます。『時間の超基本』監修・タイムコーディネーターの吉武麻子です。

時間の使い方が変わる手帳術をお届けしている本連載。

今日のテーマは、ウィークリーページの活用法について。計画倒れが多くてうまくいかない涙!と思っている方はぜひ参考にしてみてください。

「1週間単位」でスケジュールを立てよう

時間に追われてしまう方にありがちなのが、やることリストをもとに、毎日上から順番に消していくというスタイル。

もちろん、それが程よい量ならよいのですが、毎日貯まる一方…という方は、「今週やること」という少し長いスパンで計画を立ててみましょう。

やり方をご紹介しますね。

【1】今月やることを大まかに出す

抱えているプロジェクト、行事、ルーティンなどを俯瞰してざっと把握してみましょう。

【2】その中で「今週やること」を決める

今月やることを4週に割り振ると、今週やることが見えてきますね。

ここで多すぎたら前後で調整、もしくは他の人に頼むなど代替案を考えます。

【3】「今週やること」の中でも絶対外せないものを3つ選ぶ

【4】選んだ3つの「やること」を中心に、今週の計画を立てる

いかがですか?目先の細かい作業のリストアップよりも、大きなところから逆算していくのがおすすめです!このくらい大きく捉えてみると、優先順位も見えてきますね。

「今週これをやればよくやった〜!」を3つ選ぶ理由

このやり方をお伝えすると

「たった3つですか?」

とおっしゃる方も多いです。頑張り屋さんの方は特に、あれもこれもやろうとしてしまいますよね。でも、実際には週に大テーマ3つくらいがちょうど良いんです。

これだけは外せない!というのを決めておけば、それができたらGood job!と喜べますよね。

時間の使い方としても、クリエイティブに集中力を発揮できる午前中に大事なテーマに取り組んで、その仕事の合間や一息ついたらルーティンに着手、などリズムができるとうまく回るようになります。

大事なことは、無理な計画を立てて、凹んだり反省するよりも、自分の適量を知って、できた〜!と達成感をもって1日1日を過ごすこと

騙されたと思って、やってみてください。

「バッファ時間」を忘れずに!

最後に、1週間で必ず入れて欲しいのが「バッファ時間」です。

私は金曜の午後をいつもバッファにしているので、例え火曜日あたりに子どもが体調を崩しても、突発事項が発生しても、金曜日でカバーできるという安心感があります。

1日単位で計画すると、イレギュラーをカバーするのが難しくなるんですよね。スケジュールを1週間単位で捉えて、しかも大事なことが明確だと、何かあった際も調整しやすくなりますよ。

「今週やることを大きく3つ&バッファ時間を確保」これだけでも意識して、過ごしてみてください!

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次回は1日の過ごし方を取り上げます。どうぞお楽しみに。

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