結木滉星、「PICU 小児集中治療室」で月9初出演&父親役に初挑戦

結木滉星が、フジテレビ系連続ドラマ「PICU 小児集中治療室」(月曜午後9:00)の10月24日放送・第3話で、「月9」ドラマ初出演。父親役に初挑戦することが分かった。

本作は、15歳以下の子どもを対象にした小児専門の集中治療室(Pediatric Intensive Care Unit=PICU)を舞台にしたメディカル・ヒューマンドラマ。大規模なPICUの運営は極めて困難だといわれてきた北海道で、駆け出しの小児科医・志子田武四郎(吉沢亮)が、PICU科長・植野元(安田顕)ら先輩医師と共に、どんな子どもでも受け入れられるPICUと、PICUに搬送できる医療用ジェット機の運用を可能にするために奔走する姿を描く。

今回、結木が演じるのは、トラックにはねられ重症を負った7歳の少年の父・杉本亮平。事故の知らせを受け、病院に駆け込んできた亮平は動揺を隠せない様子で、「先生、助けてやってください」と武四郎に懇願する。

28歳にして3人の子を持つ亮平は、新生児と2歳の子の世話に追われ、長男にかまえない日々を送っていた。長男が1人きりになった時に起きてしまった交通事故。予断を許さない状況で、武四郎たちは懸命の治療に当たるが、亮平は自分をひどく責め、「俺のせいで」と泣き崩れる。

結木は「親子愛ってこんなにもすてきで、想像していたより何倍も深いものなんだなと感じました。子どもってこんなにも親のことを見ているんだなと考えさせられました。僕自身、初めての父親役として命の尊さを役を通して伝えられたらいいなと思っています」と意気込む。

役作りについては「自分と同世代の役ではありましたが父親の気持ちというのは未知だったので、すぐ両親に電話して自分が産まれた時のこと、その当時のことを細かく聞いて、少しでも子どもを持つ父親の気持ちが分かればと、両親にも手伝ってもらいました」と報告。

そして、放送に向け、「今現在、親という立場の方、そしてこれから親になる方は特に考えさせられるドラマになっていると思います。子どもにとって何が一番幸せでどの選択が最善なのか、不器用ではあるけど誰よりも愛のある父親を精いっぱい演じていきたいと思っています。ぜひ、初の父親役をたくさんの方に見ていただきたいです」とアピールしている。

後悔と絶望の淵に立ち、愛する子どもの無事を願う父親という難役を、結木がどのように表現するのかに注目だ。

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