サカタのタネ開発のトルコギキョウ オランダの国際園芸博で金賞受賞 「花博に弾み」

サカタのタネが開発したトルコギキョウ「Rosita 3 Pure White」(同社提供)

 サカタのタネ(横浜市都筑区)が開発したトルコギキョウの品種が、オランダで開かれた「アルメーレ国際園芸博覧会」のトルコギキョウ部門で金賞に選ばれた。2027年には横浜で国際園芸博覧会(花博)の開催が予定されており、花博関係者は「横浜は開港によって花卉(かき)や種苗の輸出が始まった地。金賞受賞は花博に向けて大きな弾みになる」と喜んでいる。

 同社によると、金賞を受賞したのは「Rosita 3 Pure White」(ロジータ 3 ピュアホワイト)という品種。純白の花が八重咲きとなり、バラのような華やかな見た目と花持ちの良さが特長。オランダの切り花生産会社が出品し37点の中から最優秀賞の金賞に選ばれた。

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