上越市藤野新田の県立上越テクノスクールで14、15の両日夜、イルミネーションの展示会が行われた。全訓練生が参加し、科ごとに工夫を凝らした展示を制作、準備。太陽光パネルで発電するなど、SDGsについても学んだという。
毎年8月、同校では夏休みの子ども向けイベント「こども仕事塾」を開いているが、新型コロナの影響で3年連続中止に。訓練生も力を入れている事業のため、代替イベントを考える中、他スクールからのアイデアを受けて企画。県の予算で購入した太陽光パネルを活用し、各科の能力を生かして準備した。
14日は午後5時30分ごろから点灯。電飾で飾った車、太陽光パネル付きの建物、学校を紹介する映像の上映、お化けや月などのフレームを溶接して制作、関連企業の製品展示など、盛りだくさんの内容に、訪れた人たちが写真撮影などをしていた。
訓練課専門指導員の笹川慎一さんは「思っていた以上のものができた。訓練生たちも、文化祭のような気持ちで打ち込めたと思う」と話した。
◇イルミネーションの模様