中学校に油のような液体をまき火を付けようとし逮捕の事務長「やっていない」容疑否認

宮城県白石市の中学校で17日、職員室などに油のような液体がまかれているのが見つかった事件で、警察は液体をまき火をつけようとしたとして学校の事務長を逮捕しました。

非現住建造物等放火未遂の疑いで逮捕されたのは、白石市大平森合の白石中学校事務長、渡辺秀一容疑者(56)です。

渡辺容疑者は16午後6時ごろから17日午前6時10分ごろまでの間に、勤務先の白石中学校の職員室などに油のような液体をまいて、火をつけたろうそくを床に置き校舎を燃やそうとした疑いが持たれています。火は燃え移らず、けが人もいませんでした。

防犯カメラの映像などから渡辺容疑者の関与が浮上し逮捕に至りましたが、警察の調べに対し渡辺容疑者は「やっていない」と容疑を否認しているということです。

白石市教育委員会によりますと、渡辺容疑者は校舎のマスターキーなどを保管した場所の鍵を持っていて、現在、マスターキーなどの所在が分からなくなっているということです。

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