宮城県が導入方針の「孫休暇」 職員のニーズを探るとした郡仙台市長「育児は基本的に両親が行うもの」

村井宮城県知事が導入の方針を示した孫休暇について、仙台市の郡市長は市の職員に話を聞きニーズを探りたいとした一方「育児は基本的に両親が行うもの」との認識を示しました。

村井知事は、3日の会見で自身の孫の誕生に合わせ休暇を取ることを表明するとともに、早ければ2023年1月にも全国初となる孫の育児支援のための特別休暇制度を導入する方針を示しました。

これについて仙台市の郡市長は。

郡市長「(村井知事が)これから休暇を取るんだという時にお話させていただきましたが、とてもうれしそうでした。知事自らが率先して休暇を取られたわけですから、県職員に波及していけば良いだろうなと思う」

一方で郡市長は、仙台市での導入の可能性については、次のように話しました。

郡仙台市長「どのくらい職員にニーズがあるのか、導入についてはいろいろと職員の話を聞いてみながら検討する必要があるんだろうと思います」

また、郡市長は「育児は基本的に両親が行うもの」という認識を示しました。

郡市長「お子さんの育児は基本的には両親だと思います。そこでおじいちゃん、おばあちゃんがどのよう関わるかは色々な考え方があろうかと思うし、職員に色々と話を聞いてみながらということになろうかと思います」

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