横浜F・マリノス、中村俊輔の“芸術的FK”甦る一着!いま推したい「懐かしユニフォーム」

懐かしのユニフォームをさらっと軽くご紹介する「Qoly × LFB Vintage」ブログのQoly版。

今回は中村俊輔の鮮やかなFKの記憶がよみがえる、横浜F・マリノスの2015シーズンモデルをお届けします。

横浜F・マリノス 2015 adidas ホーム半袖

2ステージ制を採用していた2015年のJリーグ。1stステージ6位、2ndステージ5位、年間順位は7位という成績だったシーズンのホームユニフォームです。

デザインは胸のボーダーが特徴的でした。キットカラーは2014モデルから継続して新旧ブルーで構成し、そのコンビでグラデーションを描いたもの。袖のスリーストライプスとメーカーロゴには、エンブレムの月桂樹を彩るマリノスゴールドを配しているのもポイントです。

当時のユニフォーム発表には中村選手が着用モデルで登場。ちょっと懐かしいですね。胸スポンサー「NISSAN(日産自動車)」は当然ながらまだ旧タイプのロゴデザインでした。

パンツはホワイト、ソックスはレッドでマリノスのトリコロールが完成するお馴染みのスタイル。シャツは裾や袖にレッドとホワイトを配し、トリコロールの表現が絶妙です。

2015年といえば、日産スタジアムで行われた2ndステージの浦和レッズ戦。先制点となった中村俊輔の直接フリーキックは実に見事でした。鮮やかな弧を描いてゴール右ギリギリに吸い込まれた芸術的な一撃でチームは勢いづきます。

試合はその後、齋藤学が2得点しファビオが追加点。スコア4-0で横浜FMが勝利した一戦でした。

シャツ右袖にはホームタウンマークをプリント。当時はまだ横浜市と横須賀市の2市だけでした(2017年に大和市が追加され現在は3市を表示)。左右の図柄はそれぞれの市花。左は横浜市の「バラ」を、右は横須賀市の「ハマユウ」を描いたシンボルマークです。

2015モデルは背面上部にトリコロールカラーの3羽のカモメをプリント。これは2017年モデルを最後に消えています。

横浜FMは海を感じるエンブレムが素敵。このデザインはクラブ公式サイトによると、『マリノス(MARINOS)とは、スペイン語で「船乗り」のこと。7つの海を渡り世界をめざす姿と、ホームタウンである国際的港・横浜のイメージをオーバーラップさせている。 』とのこと。壮大で浪漫あふれるコンセプトです。

中村俊輔は18日、現役引退を発表。横浜FMをはじめレッジーナやセルティック、エスパニョールに日本代表など、いろんなユニフォーム姿が思い出されます。過去のユニフォームとは、どこか思い出のタイムマシン的な存在でもありますね。

そんな横浜FMのユニフォーム。新品が「Qoly × LFB Vintage」で入手可能です。

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