ダイアン・津田が「ザ・トラベルナース」初回にゲスト出演。「異世界すぎて変な気持ちになりました(笑)」

テレビ朝日系で10月20日にスタートする連続ドラマ「ザ・トラベルナース」(木曜午後9:00。初回は10分拡大スペシャル)に、ダイアン・津田篤宏がゲスト出演することが分かった。

本作は、手術場で医師を補助し、一定の医療行為を実施できる看護資格・NP(ナース・プラクティショナー)を持つ、一見感じの悪い優秀なトラベルナース・那須田歩(岡田将生)と、普段は物腰柔らかだが、正念場では臆することなく痛烈な一言と巧みな話術、圧倒的な看護スキルを発揮するスーパーナース・九鬼静(中井貴一)が、患者ファーストで医療現場を改革していく医療ドラマ。

2019年のNHK連続テレビ小説「まんぷく」に出演し、高い演技力で世間を沸かせた津田は、「とにかくドラマに出たかったので『ザ・トラベルナース』から出演オファーが来た時は『やっと来たか!』という感じでしたね」と待望のドラマ出演に声を弾ませる。演じるのは、ドラマの舞台となる「天乃総合メディカルセンター」に急きょ転院してきた議員・一ノ瀬勲。VIP患者で、「ゴッドハンド」とあがめられる外科医・神崎弘行(柳葉敏郎)によるオペを切望するという役どころだ。

自身初の政治家役にして、第1話の鍵を握るキーマンを演じるにあたり、「国会中継とかで政治家さんの動きやしぐさなどを見たりして、役作りをしました」という津田。並々ならぬ意気込みを胸に現場に入り、初日から中井に車いすを押してもらうシーンを撮影した。

「めちゃくちゃ緊張しました。俯瞰(ふかん)で考えたら『俺…今、中井貴一さんに車いす、押してもらってる…』って、だんだん笑えてくるくらい異世界すぎて。しかも周りを見たら、岡田将生さんや菜々緒さんたちもいる! 『俺は今何をしてんのやろ…?』って変な気持ちになりました(笑)」と現場の状況に、パニック寸前だった様子。

まさに“ゴイゴイスー”な状況に追い込まれた津田だったが、「でも皆さん、すっごく優しくて! 中井さんは本当に“役者さん”って感じのたたずまいなので、もうちょっと厳しい人だったりするのかと思ってましたけど、すごく優しくていい人でした。岡田さんもすごく気さくにゲームの話とかいっぱいしてくれて、とても楽しかったです。優しい皆さんに緊張をほぐしていただいたおかげでとてもやりやすかったです」と伸び伸びと芝居に取り組めたことを報告。

そして、最後に「『ザ・トラベルナース』はすごく面白いドラマです。もうね、ホンットに見てほしいです。見てくれた方には、スーを差し上げます!」と自身のギャグを交え、全力でアピールしている。

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