深まる秋と冬の足音 酒米の稲刈り&ストーブの設置 広島

日本三大酒どころのひとつ東広島市の西条にある酒蔵で園児たちが日本酒の原料となる酒米の稲刈りに挑戦しました。

挑戦したのは酒蔵の近くにある保育園の園児16人。実は園児たちは今年5月にも同じ場所で田植えを行っていました。

その時に比べ自分たちの身長よりも大きくなった稲に驚きの表情でした。

園児「稲が大きくなってうれしかった」

園児「お米の成長がすごかった」

収穫された酒米は今後精米され、リゾットのレシピとともに保育園に配られるということです。

賀茂鶴酒造 友安浩司総杜氏「成長していく過程を見ていただきたいなと思いまして、ここで田植えをしてやったなというのをまた大人になった時に感じていただければ」

稲の成長とともに深まる秋。一方ですでに冬の足音を感じる場所も。

煙突からゆっくりと漏れる白い煙…

庄原市西城町の標高およそ800mにある「ひろしま県民の森」ではロビーにストーブが設置され冬支度が始まりました。

庄原市では朝の最低気温が一桁台になる日が増え、本格的な長い冬の到来が迫っています。

ひろしま県民の森 伊折直人総支配人「10月に入ってからは気温がずっと低くて、例年になく紅葉が早く進んでます。炎を見て心も体も暖まってもらえたらなと思います」

県民の森によりますと紅葉の見頃は、今月下旬から来月上旬ごろだということです。

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