小学校で防犯教室 子どもたちの登下校見守る「トラック」もお披露目 香川・坂出市

香川県坂出市の小学校では、20日までの全国地域安全運動に合わせて防犯教室が行われました。

(防犯活動の様子)
「ちょっとこっちおいで! あれ、あれ、行っちゃったー!」

坂出市の林田小学校で行われた防犯教室には、1年生と2年生、合わせて105人が参加しました。子どもたちは警察官らから、不審な人に誘われたらはっきりと断ることなどを教わりました。

防犯教室の後には、子どもたちの安全を見守るいろいろな「車」がお披露目されました。そこには「パトカー」や「白バイ」だけでなく、トラックも並んでいました。

このトラックは、大手日用品メーカー「花王」の商品を運ぶもので、ドライバーが運転をしながら子どもたちの登下校を見守っているということです。

香川県警によると、中学生以下の子どもに声掛けをするなど、不審者に関する情報が2022年1月から9月までに75件寄せられていて、その約6割が登下校中でした。

(小学2年生は―)
「怖い人に会ったときは、伝えるのが大事だなと思いました」
「大きな声出して叫ぶとか、逃げる練習とかを、家でしておきたいと思います」

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