岡山少年院で51人のクラスター 入所者の新規受け入れ停止

岡山少年院

 18日岡山県が発表した岡山市の官公庁のクラスター(感染者集団)について、岡山少年院は20~60代の男女職員32人と、10代の男性入所者19人だと明らかにした。現在、入所者の新規受け入れを停止している。

 同院によると、全職員の6割近く、全入所者の半数近くに当たり、13日から17日にかけて感染が判明。いずれも軽症か無症状という。職員は自宅療養中で、近隣施設から応援職員の派遣を受けて人手を確保。入所者は各個室で健康観察を行い、外出を伴ったり集団で行ったりする矯正教育を一時停止している。

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