操作ミスの部下に暴力、暴言 海自隊員を懲戒処分 「同じミス繰り返すので不満蓄積」

海上自衛隊横須賀地方総監部

 部下にパワハラをしたとして、海上自衛隊は18日、横須賀造修補給所(横須賀市)に所属する40代の2曹の男性を停職10日の懲戒処分とした。

 横須賀地方総監部によると、2曹は2019年2月から7月ごろにかけて、20代の部下の男性が機器の操作を誤った際、頭をたたいたり、人格を否定するような暴言を発したりした。調査に対し、「勉強や努力不足で同じミスを繰り返すので、不満が蓄積していた」と話しているという。

 部下が別の上司に相談し発覚した。現在は「客観的に振り返ると、正当な指導ではなかった」と深く反省しているという。

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